苫小牧教会

日本キリスト教会 苫小牧教会

教会の歴史

教会の歴史

    ●日本キリスト教会

    日本キリスト教会は、アメリカの宣教師達によって1870年(明治5年)に、横浜で始められたプロテスタント教会です。  その後、外国人宣教師たちの援助を辞退し、日本人の手によって、自主独立の教会を建てることを願い、「日本キリスト教会」と称して伝道して来ました。
     現在、日本キリスト教会に属する教会は、日本全国に137個あります。この北海道では、1883年(明治16年)に開始されてから今日に至るまで福音を伝え、道内各位に教会を建ててきました。

    ●北海道の教会の特色

     北海道におけるキリスト教会の特色は、アメリカのピューリタンの影響を受けて、清く正しく、困難なことにも挑戦し、北海道の厳しい自然状況の中で福音を宣べ伝えてきました。
     また、他教派の教会とも協力し、親のいない子供や高齢者福祉のために、パイオニア的な役割を果たしてきました。
     子女の教育に対しても、熱心に仕えています。教会の中に幼児教育施設の幼稚園を経営して、幼い子供の育成のために努力しています。
     今後の北海道を考えて、自然環境の保護や高齢者社会における教会の使命を痛感し、「仕える教会」の役割を果たすように努力したいと念願しています。

    ●苫小牧教会の歴史

     1914年、王子製紙鉄工部長・秋山晴夫(富士見町教会員)宅において、札幌北辰教会牧師・高倉徳太郎による家庭集会が行われ、1918年7月、仮集会所で、室蘭教会牧師・吉本一良により伝道が開始されました。
     1924年12月に会堂を建築、伝道所を開設し、翌年9月に伝道教会を建設しました。この間、レイク宣教師、室蘭教会牧師竹内浩によって集会が守られました。1927年、土居洪郎が、最初の主任者として着任(在任2年)しました。その後、無牧となり、竹内浩、レイク宣教師の応援を受けました。
     1931年に斎藤良雄(在任4ヶ月)、1932年に岡本繁男(在任1年)が主任者として赴任。以後無牧となり、1941年に日本基督教団に合流。この間、山下操六、遠浅教会牧師幸坂義之の応援を受けました。
     1951年4月3日、日本基督教団を離脱、日本基督教会苫小牧教会を建設し、1953年に難波正吾牧師着任(在任1年8ヶ月)、以後中会の諸教師の応援を受け、1955年9月に会堂が建築されました。
     1956年4月に西田幸雄牧師着任(在任5年8ヶ月)、1958年11月、初代の牧師として就職。1962年3月に田代忠男牧師着任(在任12年)。1968年には伝道開始50周年を迎え、記念礼拝を行うと共に「苫小牧教会−50年の歩み」を出版しました。
     1971年会堂・牧師館を増改築、1974年中村静郎牧師着任(在任10年10ヶ月)。1975年牧師館を新築し、1980年に教会墓地を取得しました。1985年12月に森田幸男牧師が着任(8年4ヶ月)しています。
     1988年に伝道開始70周年を迎え、記念礼拝を行うと共に、「神の群れをここに」を出版しました。1991年11月に現会堂を献堂し、1994年11月に秦利器牧師を迎えました。
     2016年3月をもって秦利器牧師は退職し、4月からは他の牧師・伝道師によって、毎週礼拝を守っていましたが、2016年11月より丸 徹牧師を迎えています。

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